株式会社LEALE 代表取締役
渋谷 俊樹
2010年6月オーネスティグループ入社
2018年6月独立
株式会社LEALE 代表取締役
渋谷 俊樹
2010年6月オーネスティグループ入社
2018年6月独立
Q. 独立の道を選んだ理由は?
「役割」
私は、(株)オーネスティに入社する前から、飲食店を経営するのが夢でした。
そのために、店舗マネージメントが勉強できるオーネスティに入社しました。そして、ここで得た経験と知識、充実した独立サポート体制のおかげで、私の夢だった飲食店経営者になることができました。
夢を持ち入社した中で、店長として実際に現場に入り経験を積んでいきましたが、夢である飲食店経営に対する目的が少し変わってきたのを覚えています。最初はお恥ずかしい話、自由に運営できることや収入に魅力を感じていましたが、大舘社長との話をしていく中で、また薦められる本などを読んでいるうちに、自分の「役割」について考えるようになりました。
すぐには役割を見つけられませんでしたが、スタッフがイキイキ働く姿や成長する姿、自分のようになりたいと言ってくれる後輩ができたりする中で、自分の役割は「人を輝かせること」なんだと思い始めました。
「人を輝かせる」ためには、まず自分自身が輝かなければなりません。私が考える「人が輝く」とは、夢や目標を見つけ、それに全力で取り組んでいる姿だと思っています。そして、私は夢だった飲食店経営者になるために独立しました。更なる目標に挑戦し続けることが、自分を輝かせ「人を輝かせる」役割にも繋がっていると思い、現在「人を輝かす」は(株)LEALEのコンセプトにもなっています。
Q. 独立を目指すなかで、どのような壁にぶつかり、その壁をどう乗り越えましたか?
自分がぶつかる壁はいつも「チーム作り」の過程で、今現在もぶつかっています(笑)
飲食店は、私のような独立志望もいれば、ライフワークバランスを大切にしたい人、空いた時間に少しだけお小遣いを稼ぎたい人、社会経験を積みたい学生などさまざまな想いを持った人がいます。立場や環境によって、みんな言い分が違います。でも、私は、お店というのはそんなバラバラな立場や環境の人たち全員が同じ方向を向いて作っていくものだと思っているので、リーダーはずっと理想や目標を伝え続ける必要があります。
みんながそこから外れた行動をしたとき、私も何度も言いたくないなと思うときも正直あります。でも、やはりあきらめずに根気よく理想や目標を伝え続けることで、自分自身も成長していけると思っています。
オーネスティを舞台として、私が店長として学ばせていただいたことは、「何を言うかより、どう伝わるか」ということです。聞き手側の行動が変わり、結果が変わることを実感して納得してもらったときの嬉しさとやりがいは、他には変えられないものです。それを原動力に、今日もいろんな課題と向き合っています!
Q. あなたが思う、オーネスティの強みを教えてください。
オーネスティの強みや特徴はたくさんあります。あえて2つだけ挙げると
①店長の決裁権が多い
②大舘社長との距離が近い
という点です。
まず、①の店長の決裁権が他の企業と比べると多い理由に、店長がオーナーのような感覚で、予算・メニュー・メニューブック・売り方・販促・スタッフの採用・教育など、店舗運営全般を任されるので、店長や社員の力がその店の数字や雰囲気にダイレクトに出ます。ですので、いろんなことにチャレンジして結果を出せば評価を得やすいです。そのため、自分の力だけではなく、上司や先輩、同僚、スタッフとの協力が必要になり、目標達成のための長所を生かしたチーム作りなども学ぶことができます。
②の大舘社長との距離が近いという点ですが、店長会議の後にはいつも懇親会が行われます。そこでは大舘社長と夢や理想を語り、他店舗の店長や社員たちと酒を飲みながら、成功や失敗、悩みを共有できて、自店に持ち帰って活かしたり挑戦したりすることができます。
このような、経営者との距離が近く、仲間とも協力し合える環境だからこそ、私自身、自分の夢を大舘社長に伝え、新業態だった「三陸ワイン食堂レ・アーレ」の立地やコンセプト、店舗設計にも少し関わらせてもらうこともできました。こうした貴重な機会や経験は、オーネスティだからこそだと思います。
印象的な出来事
28歳 | 津田沼店での仲間との出会い |
29歳 | 東日本大震災と店舗再開 |
29歳 | 店長就任とはじめてのチーム結成 |
31歳 | 部長と初めて語った今後のビジョン |
32歳 | レ・アーレ オープン |
28歳 津田沼店での仲間との出会い
29歳 東日本大震災と店舗再開
29歳 店長就任とはじめてのチーム結成
31歳 部長と初めて語った今後のビジョン
32歳 レ・アーレ オープン
Q. 独立を目指す方へのアドバイスをお願いします。
独立を目指す人に限ったことではないと思いますが、生活のため、世間体、車やファッションなどの趣味、結婚資金や育児教育や老後の蓄えなど、働く理由は人それぞれあると思います。
それらを最後まで突き詰めると、人は「幸せ」のために働いているのではないでしょうか?そして、同じ働くなら「ありがとう」と認められながら働きたいと思うのです。でも、「ありがとう」という感謝の言葉は、相手の期待を上まわらないとなかなかもらえない言葉です。自己犠牲というと語弊があるかもしれませんが、自分のこと以上に相手のことを考えることも必要だったりするのですが、それが「成功の法則」だとしても、世間の風潮的に経営者は従業員には言いづらいというのも本音としてあります。
「ありがとう」を集める人を上司は見ていますし、そこを見てなかったとしても、数字や人と接する態度で分かってしまいます。たとえ、その見返りがなかったとしても、人間として磨かれて、どんな形であれ必ず自分に返ってくると思うのです。
独立志望なら損得考えずに率先して手を挙げ、挑戦と失敗を経験してほしいと思います。そして、相談があったら、「三陸ワイン食堂レ・アーレ」にも遊びに来てください。もし、話の中で自分がきっかけを与える事ができて成功を掴んでもらえれば、それが私の「役割」「人を輝かす」にも繋がっていきます。私ができる限りの応援もしますし、みなさんにもぜひ成功を掴んでもらいたいと思います。